【インドネシア】11月14日世界糖尿病デー◎

     

【インドネシア】11月14日世界糖尿病デー◎

◆11月14日は世界糖尿病デー
この日は約100年前にインシュリンを発見したカナダ人のF.バンティング医師のお誕生日、
世界中に糖尿病の理解を深めようと2006年に国連で制定されました。
残念ながら糖尿病は年々増加しており、2021年の世界の糖尿病患者数は5億3700万人とも言われ
うち670万人が糖尿病由来の疾患で死亡しています。
日本国内では1000万人程度の患者さんがおられ、境界型といわれるグレーゾーンの方を含めると
2000万人になるとも言われています。

◆糖尿病を甘くみてはなりません
「○○さんも✖✖さんも糖尿だって。みんな薬飲んでるよ。」(みんな糖尿だから大丈夫)ではいけません。
特にインドネシア駐在では歩く機会が少なく、放置すると糖尿病悪化まっしぐらです。
糖尿病増加の因子である①食生活の高カロリー化 ②運動量の減少、どなたも思い当たるはず。
健康診断で糖尿病境界例と言われている方は、何も症状がないからと放置せず生活習慣を是正しましょう。

◆海外でも食事療法を
海外在留邦人の方よりよく聞かれるご意見が
「海外だから食事療法なんてできないよ。こっちの食事は脂っこいし」
ところがどっこい、殆どの邦人は日本食スーパーでお買い物し、和食中心ですよね?
ジャカルタだけでも1300店あるといわれる和食店で外食していませんか?
幸い当地は熱帯なので、緑黄色野菜や果物が豊富です。いろいろチョバ(試して)みませんか?

◆JHDインドネシア恒例、糖尿病専門医にプチギフト
いつもお世話になっているシロアム病院のヨハネス糖尿病専門医に、今年は麦を折り紙の箱に詰め
インドネシアでウケる折り鶴とともにプチギフトしました。当地で麦ごはんは一般的でないけれど
たまに食べるとプチプチ美味しい。お米とカロリーは一緒でも、繊維質や血糖値を抑制する成分も
含有しているそうです。韓国食スーパーで購入しました。




◆食事療法で一番いけないのは「あれ駄目これ駄目」「あの食品はカロリーが高い、これは栄養素が少ない」
などと気にしすぎる憂鬱な食事療法は長続きしません。
 その昔、筆者が日本で勤務していた病院は、やる気満々の管理栄養士さんでした。
とりわけ糖尿病食は他の治療食よりも一品多く、器や盛り付けが美しく
入院患者さんに配膳しながら「おー、美味しそう」と感心したものです。患者さんも毎食楽しみにされてました。
海外だからこそ日本にない食品に挑戦し、豊かな食生活になるべく楽しく工夫されてください。

参考文献/サイト:
世界糖尿病デー公式サイト・糖尿病ネットワーク
健康上ご心配な事がありましたらどうぞご相談ください。
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ジャパニーズヘルプデスクインドネシア
日本渡航医学会認定医療職看護師
久津沢りか・携帯電話番号0813-8326-1466
(ワッツアップでご連絡くださいましたら助かります。)
メールアドレス;jkt@j-helpdesk.com
日本語対応スタッフ;ユリ看護師0811-9008-826/ベタ看護師0811-9008-836

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