皆さま、こんにちは。
ジャパニーズヘルプデスク(シェムリアップ)の青砥です。
先月のカンボジアは2023年最後の祝日連休となる「水祭り:Water Festival」であったため、私が常駐しているシェムリアップも連休期間中は、国内旅行者の方で大変賑わいました。
シェムリアップ市内中心部を流れる「シェムリアップ川」は、プノンペンにある「メコン川」や「トンレサップ川」と比べて、規模は全く小さい川ではありますが、水祭りで開催されるボートレースを間近に見られる魅力があるため、毎年盛り上がるイベントです。
水祭りイベントが終わりますと、世界遺産の街:シェムリアップではアンコールワット遺跡群にて、カンボジア文化を体感 / 鑑賞できるイベントが開催される季節になります。
すでに終わってしまいましたが、アンコールワット遺跡エリアで開催される「アンコールワット・ハーフマラソン」大会の他、今年は「日本‐カンボジア外交関係樹立70周年記念」でもある1年でしたので、アンコール・トムにあります「バイヨン遺跡」前にて、日本とカンボジアの伝統音楽公演が開催されました。
日本にいても滅多に鑑賞する機会がない「無形文化遺産」の一部を、まさかのカンボジアで鑑賞できるとは思いませんでしたので、良い経験となりました。
また今月はアンコールワット遺跡が世界遺産登録31周年を祝して、カンボジアを代表する各種無形文化遺産の演目を含めた壮大なパフォーマンスが、2023年12月14日(木)にアンコール・トムにある象のテラスにて開催されるそうです。
シェムリアップにはカンボジアを代表する偉大なアンコール遺跡が点在している街だからこそ、国内でカンボジア伝統文化に関連する公演や儀式などの開催地になることが多く、若い世代のカンボジア人への伝承だけでなく、私のような在住外国人にとっても大変貴重な経験ができる季節です。
ぜひ、これから過ごしやすくなるカンボジア・シェムリアップをご旅行先の候補に挙げてみませんか?