【ミャンマー】医療情報11月号

     

<目次>
・ご挨拶
・接種すべきワクチン
・流行りの疾病
・JHDミャンマーの紹介

ご挨拶

ミンガラバー!(日本語ではこんにちは!)
ミャンマーでは、月ごとにさまざまな行事が行われ、その中でも4月に行われる水祭り「ティンジャン」と10月に行われる火祭り「タディンジュ」というお祭りが最も有名です。ティンジャンはミャンマーのお正月であり、全国的に最も盛大で賑やかなお祭りの一つです。また、6月から9月まで続く雨季が明け、10月に行われるタディンジュ祭りも非常に賑やかです。この時期は乾季が始まり、街はお祭りや引っ越し、結婚式などが盛んで楽しみにされています。10月29日はタディンジュ満月となり、丁度雨季が終わり11月より冬に入ります。季節が変わる期間でだんだん涼しくなり、風邪、インフルエンザ、咽頭炎、肺炎、気管支炎などの呼吸器に関する疾病が流行りがちなので、お体に気を付けて過ごしましょう。

接種すべきワクチン

ミャンマーで推奨されるワクチンについて以下の情報をご案内いたします。

1. 狂犬病: ミャンマーでは狂犬病のリスクが高いとされており、年間に約5万件の犬による噛傷事件が発生しています。そのため、狂犬病ワクチン接種を強くお勧めします。
2. 腸チフス: ミャンマーでは雨季に感染者が増えることが多く、食中毒の原因ともなります。汚染された飲み物や食べ物から感染しやすいため、腸チフスワクチン接種がお勧めされています。
3. A型肝炎: 食べ物や飲み物を介して経口感染する感染症であり、感染予防対策の一環としても知られています。A型肝炎ワクチン接種をお薦めします。
4. B型肝炎: 血液や体液を介して感染する可能性の高い肝臓の疾患です。B型肝炎ワクチン接種は感染を効果的に予防できるため、お薦めされています。
5. 発疹風疹: 細菌による感染症で、主にすり傷や切り傷から感染します。発疹風疹ワクチン接種をお勧めします。

これらのワクチンは、ミャンマーでの健康を保護・維持するために重要です。健康に関する具体的な相談は、医療専門家や現地の保健機関と相談することをお薦めします。

流行の疾病

続いて、ミャンマーで流行している主な疾患については以下の情報をご案内いたします。

1. 結核: ミャンマーはWHOによって結核蔓延国と指定されており、医療現場ではミャンマーの10人に1人が結核キャリアとされています。結核は咳からの空気感染があり、知らないうちに感染する可能性があります。また、結核キャリアは症状がないため、自己検査が困難です。
2. デング熱: 5月から10月にかけて流行し、蚊によって感染が広がります。発症時には血液中にデング熱ウイルスが存在し、蚊を介して感染が広がる可能性があります。免疫力が低い高齢者、子供、または免疫が弱っている成人に感染が多いです。
3. 性・血液感染症:
• ア) 性感染症(HIV、クラミジア、淋病、ヘルペスなど)
• イ) B型肝炎
• ウ) C型肝炎
4. 経口感染症:
• ア) 腸チフス
• イ) A型肝炎
• ウ) ポリオ(急性灰白髄炎)
• エ) ノロウイルス感染症
• オ) アメーバ赤痢

注意事項:
• 露天で販売されている食品や飲み物に注意してください。
• 自分自身が慣れていない食品にも注意が必要です(特に使い回しの油を使用している店舗に注意が必要)。
• プールでの水泳など、感染リスクのある場所にも注意が必要です。
これらの情報は健康を保護するために役立ちますが、具体的な健康問題については医療専門家や現地の保健機関と相談することが重要です。

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