新型コロナウイルスの現状と予防方法

     

こんにちは。インドジャパニーズヘルプデスクです。

新型コロナウイルス感染による肺炎がアジア地域を中心に拡大しており、インドにおいても初の感染者が先日ケララ州で確認されました。

新型コロナウイルスについては、その特徴や有効な治療方法など、まだ明らかになっていないことが多いです。

現時点では以下が主な症状と言われています。

  • 発熱
  • 全身倦怠感
  • 乾いた咳
  • 呼吸困難(入院患者など重症例)

 

WHO(世界保健機関)では、感染予防策として次の内容を推奨しています。

  • 石鹸による手洗い、アルコール剤による手指消毒をこまめに行いましょう(目・鼻・口に触れる前後、公共の物に触れた後、咳やくしゃみの後など)
  • 咳、くしゃみをする際はティッシュ、マスクで鼻と口を覆いましょう(咳エチケット)
  • 発熱や咳などの症状がある人との接触はできるだけ避け、必要に応じマスクをつけましょう
  • 発熱や咳、呼吸困難等の症状により病院にかかる際は、医療従事者に渡航歴を伝えましょう
  • 新型コロナウイルスが発生している地域の市場等において、動物やその周囲の環境にむやみに接触することは避けましょう
  • 生鮮食品を取り扱う際は衛生状態に注意し、生または十分に火を通していない肉・魚類の摂取は避けましょう

特に始めの三点は風邪や季節性インフルエンザの予防方法と同様です。新型肺炎に限らず、日頃から予防行動を心がけ健康に過ごしていきたいものですね。

下記サイトでは新型コロナウイルスに関する最新情報を随時更新しています。

厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09267.html

外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html#ad-image-0

WHO

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019

最新情報をチェックしながら、できることから始めていきましょう。

 

インドジャパニーズヘルプデスク提携病院の一部では、下記のような対策をとっています。(2020年2月3日時点)

  1. 感染の疑いがある(1、2か月以内に中国の渡航歴があり、且つ新型コロナウイルス関連肺炎特有の症状が確認される者等)と判断された時点で救命救急センターでの対応となり、医師が検査の指示を出します
  2. Puneの検査センターに検体が送られます
  3. 検査結果が出るまでの間、患者は家族と接触しない環境を作り、自宅療養若しくは病院の個室に入院します(最低2週間)
  4. 結果が陽性と判断された時点で、政府の指定病院に入院となります(※グルガオン、デリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロールでは政府の指定病院が決まっています)

各病院により対応が異なる場合がありますので、万が一気になる症状や病院受診のご相談がございましたら、インドジャパニーズヘルプデスクまでお問合せ下さい。

関連記事

  1. 「JCIクリニカルケアプログラム ‘外傷性脳 損傷’の認証を…

  2. 【ミャンマー】医療情報5月号

  3. 医療情報

    【インドネシア】コロナのフェーズが上がりました。皆様からの相…

  4. 【ミャンマー】医療情報

  5. 【カンボジア】チクングニア熱の感染拡大に要注意!

  6. 【インドネシア】感染症対策はまず手洗いから!

PAGE TOP