【メキシコ】上気道感染症について

     

こんにちは。メキシコより特に受診数が多い「上気道感染症」についてご紹介します。  
メキシコは地理的に日本に比べかなり南に位置していますが、高地にあるため冬の気温低下及び朝晩の気温差が激しいです。このため、12-2月にかけて上気道感染症にかかる方が多くなります。 
上気道感染症のなかには、風邪、鼻炎、扁桃腺、喉頭炎などがありその原因としてはウイルス(今現在話題のコロナウイルスもこれに入ります)、細菌、真菌などがありますが、アレルギー疾患がある人は似た症状がでますのでこれによる上気道炎を除外する必要があります。
特にウイルスに関しては非常に感染率が高くこのため伝染病になるわけですが、予防策としてはマスク着用、くしゃみ・咳をするときは腕にて防御する、手洗い(消毒)頻繫、病気の人に近寄らない、予防接種などがあります。
では、病気になったらどうするか。ごく一般の風邪薬で治る場合がありますが、やはり年齢層(幼児・高年齢)、そして持病(糖尿・高血圧・喘息など)がある方は早めと通院し必要な検査をして出来るだけ早く適切な治療を推薦します。また、場合によっては複数の病原菌(数種類のウイルス、ウイルス及び細菌、細菌及び真菌)感染症もあり得ます。
治療方法につきましては、水分・電解質補給、安静、風邪薬(抗ヒスタミン剤)、咳止め・去痰剤、解熱鎮痛剤にて症状を緩和したり、原因により抗生物質(抗ウイルス剤・抗細菌剤・抗真菌剤)の使用があります。そして、場合によっては適した治療薬(新型コロナなど)がなく対症療法のみするしかない時もあります。
予防接種に関しましては、特にウイルス(インフルエンザなど)による疾患に適応しますが、既に病気になっている時には効果ありません。また、予防接種により一回接種または数回接種のものがあります。
医学・医療は世界どこでも似たようなことをやっていますが、地域・国により多少違いがありますので病気にかかった時は、日本から持ってきた薬では治らないことがあります。
ご質問やご心配な症状がありましたら是非ご相談ください。
============================
ジャパニーズヘルプデスクメキシコ
医師 広沢 忠 (電話番号+52-462-293-0036)
LINE QRコード↓

関連記事

  1. 【インドネシア】感染症対策はまず手洗いから!

  2. 【メキシコ】コーラ飲みすぎていませんか?

  3. 【インドネシア】日本人のコロナ入院事例が目立ちます

  4. 医療情報

    【ミャンマー】日本とはここが違う!ミャンマー医療

  5. 【インドネシア】労働法の改正法案によるデモと医療の関係

  6. 【ミャンマー】医療情報10月号

スタッフブログバナー
PAGE TOP