【カンボジア】プノンペンにて3例目となる市中感染発生!

     

皆さま、こんにちは。
カンボジア・ジャパニーズヘルプデスク(シェムリアップ)の青砥です。

2021年2月10日よりカンボジアでは政府関係者を先陣として、中国政府より無償提供として送られた新型コロナウイルスワクチン:Sinopharm(60万本)のワクチン接種が始まりました。

今後も中国政府からの無償提供分の他、オーストラリアからのワクチン無償提供、インド政府・ロシア政府への無償提供依頼、イギリスよりワクチンの購入などを予定しており、順次カンボジア保健省により認可を受けた上で到着する予定となっています。

そんなワクチン接種が始まったカンボジア国内ですが、2月20日にCOVID-19感染クラスターが首都:プノンペンで発生したため、フンセン首相が緊急会見を開き国民全員へテレビ生中継で経緯の説明と感染予防対策の徹底を直接呼びかけるという異例の事態となりました。

今回3例目となるカンボジア国内市中感染は「2月20日市中感染ケース」と命名され、日々カンボジア保健省より新規COVID-19感染者情報が発表されており、現在(2021年2月28日時点)までに約300名近い感染者となっています。また首都:プノンペン及びシハヌークビルでは、感染者の立ち寄り先・勤務先・居住先などを建物全体を封鎖しているため、プノンペン在住日本人の方へも影響が出始めています。

また今回の2月20日市中感染ケース関連:新規COVID-19感染者から新変異株(イギリス型)も確認されている事態を受け、カンボジア保健省が緊急会見を開き国民全員に対して、前例の無い大規模な感染であることへの理解を求めると共に、保健省推進の3守・3禁(下記参照)の徹底を継続するよう呼びかけられました。

3守:①マスク着用 ②頻繁な手洗い ③ショーシャルディスタンスを保つ
3禁:①換気(風通し)が悪い所へは立ち寄らない ②大勢が密集する場所に行かない 
   ③他者と握手をしない / 肩を触れ合わせない / 挨拶のハグをしない

今後も短期間で大規模な新規COVID-19感染者の発生が予測されること、また新変異株への感染が拡がり感染者の健康状況が重症化する可能性も充分にあるため、カンボジア・プノンペン地域だけでなく他州にお住いの在住者の皆さまも、最大の危機管理意識を持ち健康第一でお過ごし下さい。

なおカンボジア国内 (①プノンペン/ ②シェムリアップ)にあります当社:ジャパニーズヘルプデスクは通常通り各デスクがあります医療機関 (①ロイヤルプノンペン病院 / ②ロイヤルアンコール国際病院)にて、いつもと変わらず通常営業にて日本人スタッフが常駐しています。

デスクがございます両医療機関共に、休み無し24時間体制での診察受け入れとなっており、玄関前での検温・マスク配布などのCOVID-19対策を行っていますので、体調不良やおケガなどの際は我慢なさらずご来院下さい。

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