どんよりとした空。
バンコクではおなじみとなった天気ですが…
このどんよりの主な原因は、PM2.5。
PM2.5は非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく
健康に影響を及ぼし特に呼吸器系や、循環器系に影響を与えます。
スギやヒノキ花粉 直径30~40μm
PM2.5 2.5μm以下
コロナウイルス(ウイルス核)約0.1μm
※μm(マイクロメートル) 1mm = 1000μm
非常に小さいPM2.5ですが、目に見える形で”どんよりした天気”で大気を汚していることを考えると…
その発生量の多さがわかると思います。
【天然資源・環境省公害管理局による大気質指標】
http://air4thai.pcd.go.th/webV2/region.php?region=1
例えば日本の環境基準に照らし合わせると、
「1年平均値が 15µg/m3 以下であり、かつ、1日平均値が 35µg/m3 以下であること」
から考えると非常に高濃度です。
基準値よりも高濃度の環境に、長く居続けると体にも悪影響が出てきます。
・呼吸器疾患(肺)
・循環器疾患(血管や心臓)
・アレルギー疾患
・がんの原因
・目の疾患
・消化器疾患(胃や腸など)
対策方法は、長時間の野外活動の自粛などが大きくなりますが、
その他にはやはりマスクの着用です。
新型コロナウィルスが猛威を振るう昨今、マスク着用が叫ばれておりますが、
今一度、顔の大きさに合った物を選び、空気がもれないよう着用するのもポイントとなります。
この機会に、ご着用マスクのご確認をしてみてはいかがでしょうか。
私たち、ジャパニーズヘルプデスクでは、受診のご相談、保険利用に関するお問い合わせを承っておりますので、
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<参考>
環境省ホームページ
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html