【インド】コロナ禍におけるメンタルヘルスとストレス

     

こんにちは!ジャパニーズヘルプデスクチェンナイの赤田です。
コロナ禍の中、インドでの生活いかがお過ごしでしょうか。

完全ロックダウン(都市閉鎖)は終了しましたが、いまだにインドでの新型コロナウィルス感染は拡大中のため、日常活動を制限されている方が多いと思われます。

 

 

 

今年の2月上旬より活動を制限された生活が始まり、皆さんストレスを感じていませんか。
私たちジャパニーズヘルプデスクのスタッフも、正直なところロックダウン中はそれぞれストレスを抱え日々を過ごしていました。
そのような状況を体験し、同じ日本人として「インドにいる皆さんも私たち同様にストレスを抱えているのでは?」と考えると同時に、私たちジャパニーズヘルプデスクで何かサポートができるのでは、との思いに至りました。そこで今年7月にインド在住の日本人の方々に対して、ロックダウン中の精神的変化やストレスについてアンケートを行いました。

メンタルヘルスアンケートでわかったこと

アンケートの結果より、ロックダウンにより行動が制限され、対面で人と関わりを持てず自由に行動できないことで、普段感じない些細なことに対しても感情の起伏が激しくなること、またそのような状態に陥る自分自身に対しよりストレスを感じてしまう方もいらっしゃいました。
身体面への影響として行動制限による運動不足、食欲の減退や不眠、肩こりなどの症状が出ているという回答が多く、更にはリフレッシュできる場所や機会を奪われたことで、ストレスを更に蓄積させてしまう様子が見受けられました。

 

 

 

また、新型コロナウィルスが漠然とした心の不安を引き起こしていることも分かりました。
自身や同僚、家族が新型コロナウィルスに感染しないか?感染した時、インドの病院で大丈夫なのか?いつになったら以前のような普通の生活を過ごせるのか?など先の見えない不安が更にストレスを高めていることがうかがえました。

様々な原因でストレスを感じたら…

日本と生活・文化環境がかけ離れた異国インドに滞在されること自体がストレス要因となります。そこに新型コロナウィルスや行動制限が加わると、ストレスによる負荷があまりに高くなってしまいます。
ストレスは身体的、または精神的な病気に結び付くことがよく知られています。「活気がない」、「気が張り詰めている」、「生き生きしていない」、「不安を感じる」の4項目に複数該当する場合は「抑うつ状態」が疑われます。医療相談や受診を行い早めに対応することで、様々な疾患への移行を防ぐことができます。

 

 

 

 

コロナ禍の中でお仕事、日常生活で抱えているストレスや不安、悩み事などを医療機関への窓口としてお電話でご相談頂くことができますので、是非ジャパニーズヘルプデスクへご一報ください。
ジャパニーズヘルプデスクでは、一般受診の予約やご相談も24時間365日受け付けております。各エリアデスクの連絡先はこちらからご確認いただけます。いつでもお気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

 

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