【ミャンマー】医療情報5月号

     

Ⅰ. ご挨拶

ミンガラバー!
皆様におかれましては、ミャンマーのお正月(水かけ祭り)を健やかにお迎え出来たことと存じます。ミャンマーの5月は熱帯の強い日差しの中、菩提樹に水をかけて祝う「カソン満月」のお祭りがあります。菩提樹は、寺院などに植栽されておりミャンマー人にとってとても大切な木です。ミャンマー語で「菩提樹=マハ―ボーディーピン」と言います。
菩提樹に水をかける日は暑さが強い夏なのに、いつも雨が降っているのが特徴になります。温度が凄く高く、人々が大変になっているので、カソン満月の日に菩提樹に水をかけて、涼しくさせるとも言われています。


Ⅱ. 熱中症の種類と特徴

 

「熱中症」とは暑い環境で生じる健康障害の総称で、次のように分類されています。
暑さで体の熱放散の効率が悪くなると、体温調節機能や循環調節機能、生理調整機能などがうまく働かなくなり、
熱中症につながります。おもな病型は「熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病」の4種類があります。

<熱失神>
皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こります。
特徴
・めまい
・一時的な失神
・顔面蒼白
・脈は速くて弱くなる

<熱けいれん>
大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。
特徴
・筋肉痛
・手足がつる
・筋肉がけいれんする

<熱疲労>
大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。
特徴
・全身倦怠感
・悪心・嘔吐
・頭痛
・集中力や判断力の低下

<熱射病>
体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。
特徴
・体温が高い
・意識障害
・呼びかけや刺激への反応がにぶい
・言動が不自然

 

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