【インドネシア】インドネシアは7月下旬に新学年度開始

     

■コロナ患者数調査終了
 掲題の前に、毎号お約束になっていたコロナ状況報告。
先月末を以てCovid19対策タスクフォースの毎日の患者数集計発表が終了しました。
今まで3年間も大変お世話になりました。そういえばアプリのSATUSEHATも機能しなくなりました。
日祝日でごったがえすジャカルタのショッピングモールでは、マスクをしていない人が殆どです。
反面、公共交通機関では7割がたの乗客がマスク着用。なんでしょう、この差は。
感染症のワンオブゼムになったコロナですが、他の感染症予防のためにも
コロナで学んだ三密回避、手洗い、必要時マスク着用をお心がけください。

■7月第3週の月曜日から新学年度開始
 日本は長い夏休み開始の頃ですが、インドネシアは7月17日より新しい学年がはじまりました。
その前には”Back to school”フェアで、制服はじめ学用品のセールが盛んです。
はてさて、新学期とともにやや緊張した面持ちのお子さんを学校まで送り届ける親御さんも
心配には事欠かないことでしょう。特にコロナの時代、赤ちゃんの頃からのお友達つきあいがなく
集団生活がはじめてでギャン泣きするプレイスクールのお子さんたち。早く慣れるといいですね。
新しい環境に慣れるまで、お熱を出したりお腹が調子悪かったり。それは大人でも同じですね。

■インドネシア小児科医師会推奨ワクチンスケジュール発表されました
 以前よりインドネシアはじめ海外のほうが、日本よりもワクチンの接種状況が進んでいることに
日本人の皆さんは驚かれますが、現在は日本も追いつき同様となっています。
インドネシアはこの5月に0-18歳向けの新しいワクチンスケジュールが発表されました。
前回2020年発表のスケジュールと大きな違いはありません。

■インドネシアにあって日本にないワクチンスケジュール
 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール表2023年4月1日版には、
ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタ、4種/3種/2種混合、ポリオ、BCG、MR、水痘、おたふくかぜ、
日本脳炎、インフルエンザ、ヒトパピローマウイルスが記載されています。
気になる日本との違いですが、インドネシアは上記に加え、A型肝炎、チフス、デング熱のワクチンがあります。
またBCGやB形肝炎の接種時期がインドネシアのほうが早い、ポリオワクチンの種類が異なる、等々
細かい部分を指摘するときりがありませんが、いずれにせよ小児科専門医に相談し納得した上で接種しましょう。

■予防接種を上手に受けましょう
 日本での集団接種と異なり、在留邦人の皆さんは個別に病院で接種されることが多いですが
病気で来院しているお子さんに接触しないように、ワクチン接種用に別のお部屋を設置している病院もあります。
病院の混みあう月曜日、土曜日を避け、また朝一番など混みあっていない時間にご予約されるといいですね。
ワクチン在庫の確認も欠かせませんので事前にJHDにご相談ください。

参考文献/サイト:
日本小児科学会
IDAI Jadwal Imunisasi Anak Umor 0-18 Tahun 2023
健康上ご心配な事がありましたらどうぞご相談ください。
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ジャパニーズヘルプデスクインドネシア
日本渡航医学会認定医療職看護師
久津沢りか・携帯電話番号0813-8326-1466
(ワッツアップでご連絡くださいましたら助かります。)
メールアドレス;jkt@j-helpdesk.com
日本語対応スタッフ;ユリ看護師0811-9008-826/ベタ看護師0811-9008-836

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