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【インドネシア】だいぶ落ち着いてまいりました。リハビリも大切です。

     

2021.09.03

・インドネシアは6月中旬から7月にかけて未曾有の事態となりました。
振り返るとほんの1か月と束の間でしたが、どのように患者対応したのか覚えていないほどです。
7月15日には一日当たりの新規感染者数5万6757人と史上最大の感染者数を出し、
7月27日には一日の死亡者数2069人と最多を記録しました。
7月3日からの社会行動規制が功を奏し、7月15日以降感染者数は減少しています。
JHDインドネシアも、いわば災害現場で日夜闘魂を燃やしましたが
7月下旬より入院手配がだいぶ楽になりました。
このような非常時にも医療現場で真摯に勤務してくださった
インドネシア人医療者、病院職員の皆さんに心から御礼申し上げます。
また渦中に日本国内外の沢山の方より陣中御見舞い頂戴しました。
この場を借りて御礼申し上げます。

・・9月3日現在、社会規制は既に2か月間に及んでいます。
レストランやショッピングモールも少しずつ規制緩和されてきましたが、
入るのにワクチン証明を呈示しなければなりません。公共の交通機関も同様です。
ジャカルタ州政府は、数あるショッピングモールにワクチン接種会場設置義務を通達しています。
9月1日には、在インドネシア日本大使館より在留邦人に向けたワクチン接種計画も発表されました。
コロナ終息にはまだ遠い先の話かもしれませんが、ワクチンも進んできた、様々な取り組みがなされている。
パンドラの箱の底に残ったような希望を忘れずに努力いたしましょう。

・・・コロナ後リハビリ
ところで、コロナ治療の一環としてリハビリテーションがあります。
肺炎を患ったのですから、症状によっては回復にやや日時を要します。
時に「熱も咳もないし、だいぶ楽になったのだから問題ないのでは?」とお考えになりがちですが
リハビリ専門医による診察や6分間歩行試験はじめ諸検査により
現症状を評価し、個々の患者様に肺機能改善の適切なリハビリメニューを組みます。
そのリハビリメニューの一例として。
<腕を挙げながら10カウントで鼻から息を吸って、下げながら10カウントで息を口をすぼめて吐く。>
ふふん、そんなの簡単じゃない、とJHDスタッフもチャレンジしたところ、これがなかなか難しい。
10カウントも息を吸えない、バランスよく呼吸できない、肩に力が入りすぎ、
おまけにそのメニューを10回続けて実行となると、いやはや結構な運動になりました。
でもキーワードは<楽しく、呼吸を深く、リラックスしてリハビリ>です。
大変だったコロナ治療期間。やっと退院して。そして外来治療。リハビリ。
あれこれ湧き出る心配事を箱にしまって、リハビリ中は体の隅々まで酸素を届けるべく呼吸に集中しましょう。
長引く社会規制、感染防止対策、気が滅入ることは続くよどこまでも、ですが
皆様も是非、頭を空っぽにして気持ちよく運動されてください。

*JHDでは引き続き、体調不良やご心配な事を伺い、必要時に適切な受診に繋げています。
一般外来受診の際も事前のご確認をお願いいたします。
健康上、ご心配な事柄がありましたらどうぞご相談ください。
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ジャパニーズヘルプデスクインドネシア
日本渡航医学会認定医療職看護師
久津沢りか・携帯電話番号0813-8326-1466
(通話中などで繋がらない場合はWA,SMSくださいましたら助かります。)
メールアドレス;jkt@j-helpdesk.com
日本語対応スタッフ;ユリ看護師0811-9008-826/ベタ看護師0811-9008-836

 

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