【カンボジア】-カンボジアの入国要件:最新情報-

     

皆さま、こんにちは。
カンボジア・ジャパニーズヘルプデスク(シェムリアップ)の青砥です。

カンボジアは東南アジア圏でも先陣を切って「コロナウイルスとの共存生活」へ舵きりを行い、COVID-19ワクチン:所定回数接種済み者にとって入国が簡易化されていますが、今月中旬にCOVID-19ワクチン:所定回数未接種者に対する入国緩和を決定しました。

入国緩和措置となった大きなポイントとしては下記の2点となります。
①入国後の隔離期間の緩和:14日間→7日間へ短縮
②隔離終了前の検査方法が変更:PCR検査→迅速抗原検査(Rapid Test)

諸外国の入国要件も少しずつ緩和されているため、カンボジアから他国へ海外渡航される方の数も増え、海外渡航用PCR検査受検者数も増加傾向にあるようです。

しかしカンボジア国内で海外渡航用PCR検査を受けられる医療機関(検査機関)は限定されているため、その分結果取得に時間がかかるなどのデメリットが発生しやすい状況です。これらの状況を考慮してか、入国後:隔離終了前の検査方法がPCR検査から迅速抗原検査(約10-15分で結果判明)に切り替わったのではないかと思われます。

そして更には欧米圏を見習うかのように、2022年4月26日付でカンボジア保健省は全国対象で実施していた「マスク着用義務」の撤廃を発表しました。

ただしマスク着用義務撤廃というものの、換気の良い屋外や人が密集していない場所などでのマスク着用有無は「個人の判断に任せる」という内容のため、換気の悪い密閉空間や不特定多数者が密集する環境下では、引き続きマスク着用義務が発生しますのでご注意下さい。

またカンボジア保健省は、感染蔓延防止対策の徹底とCOVID-19ワクチンの追加接種の推奨継続を国民に呼びかけていますので、引き続きカンボジア滞在予定の方はご留意下さい。

 

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