【インドネシア】6月9日インドネシア政府、公共の場でのマスク着用義務取り消し

     

■先月に引き続きコロナ感染者減少中
 掲題、先週末にマスク着用義務取り消しとなりました。
筆者は月曜日何も知らずにMRTで出勤したところ、乗客は100%マスク着用していました。
ちなみに翌13日も14日もマスク着用率@MRT100%でした。
 インドネシア国家始まって以来の地下鉄を有するジャカルタのMRTは、構内飲食禁止、
ゴミ一つ落ちていないクリーンすぎる環境、何よりも定刻通りの運航、朝夕の通勤時間は女性専用車両あり、
礼儀正しい警備員が乗車し安全至極、と実に快適な通勤をさせていただいております。
MRTに溢れる愛はこれくらいにして…
 しかし6月14日現在、インドネシア国内で1万人ものコロナ治療中患者さんがおります。
政府側通達も「マスクの着用義務はなし、しかし健康である場合」と追記があります。
風邪をひいて咳があるならマスクを着用する。基本の咳エチケットが今後も根付くといいですね。

■EMCチビトン病院開設5周年記念
 先月末、MM2100工業団地内のEMCチビトン病院は開設5周年を迎えました。
5年前に開設して以来、そのうちの半分以上はコロナ対策で頑張ってこられた
病院職員の皆様のご尽力に深く感謝します。
 記念式典では、病院職員によるプロ並みの司会ぶり、歌唱あり民族舞踊披露ありと
その多才ぶりを拝見したひとときでもありました。
 EMCチビトン病院は立地より産業保健にも力を入れており、事故災害対応はもちろんのこと
勤労者の健康維持増進により、作業効率の向上や病欠の削減を目指しています。
さらに企業の規模や業種にあった健康診断メニューの策定や各種セミナーの実施も承っています。
(日本語でのご案内はJHDまでどうぞお問合せください)

 

EMCチビトン病院開設5周年記念式典・歌って踊れる病院職員

■ところで産業保健の目的ってなんですか?
と、ChatGPTに聞いてみました。
「産業保健の第一の目的は、労働災害の防止です。
そのため<労働者の健康と作業能力の維持と増進><作業環境と作業の安全確保および改善>が必要になってきます。
企業は従業員が安全で健康的に働ける環境を整備しなければなりません。
従業員が健康に働くことができることにより、企業の収益性も向上するでしょう。
産業保健は従業員だけでなく、企業利益のための施策としても捉えられます。」
ふむふむ。そうですね。単なる福利厚生ではないのは明らかです。

■J自分H健康D第一で
かねてよりジャパニーズヘルプデスクJHDはJ自分のHヘルシーD第一をモットーにしています。
インドネシア従業員の安全衛生ならびに産業保健を守るお立場の日本人駐在員も多くいらっしゃいますが
まずはご自分の健康第一です。
コロナ収束、事業展開とどなたもご多忙なのは明らかですが、ご自身の産業保健もどうぞご留意ください。
コロナのおかげで「体調不良時は自宅療養」の良い習慣もできました。
コロナによって失われた様々なことを、コロナのおかげで得た知見や生活習慣改善に変えていくことができればと存じます。

参考文献/サイト:
Satuan Tugas Penanganan COVID-19
中央労働災害センター
健康上ご心配な事がありましたらどうぞご相談ください。
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ジャパニーズヘルプデスクインドネシア
日本渡航医学会認定医療職看護師
久津沢りか・携帯電話番号0813-8326-1466
(ワッツアップでご連絡くださいましたら助かります。)
メールアドレス;jkt@j-helpdesk.com
日本語対応スタッフ;ユリ看護師0811-9008-826/ベタ看護師0811-9008-836

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