【ミャンマー】医療情報8月号

     

Ⅰ. ご挨拶

ミンガラバー!(ミャンマー語でこんにちは!)
8月に入り、ミャンマーは雨が降る日は少なくなってきました。
しかし、色々な感染症に注意が必要です。皆様もお気を付けてお過ごしください。


Ⅱ. サル痘について

サル痘(MONKEYPOX)とは1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)でヒトでの初めの感染が確認された、オルソポックスウイルス属のサル痘ウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。2022年5月以降、従前のサル痘流行国への海外渡航歴のないサル痘患者が欧州、米国等で報告されています。サル痘は新型コロナウイルスの様に簡単には感染しませんが、感染したら治るまでに5日間から3週間程かかる感染症です。
ミャンマーでは、サル痘の感染者は見つかっておりませんが隣国であるタイやシンガポールなどでは、感染者数が上昇しておりますのでお気を付けてください。

症状
サル痘の症状として主に見られるのは、発熱・頭痛・リンパ節腫脹などの症状が0-5日程度持続し、発熱1-3日後に発疹が出てきます。

予防法
サル痘に特化したワクチンはないものの、痘そう(天然痘)ワクチン(別名:種痘)に一定の予防効果があります。その他にも、うがい・手洗い・マスクの着用などの予防方法でサル痘感染を防ぐ事ができます。


Ⅲ. ミャンマー入国条件の最新情報

8月1日午前0時(ミャンマー時間)からミャンマー入国の条件が一部変更されました。
主な変更点は以下のとおりです。

1.新型コロナ陰性証明書
到着14日以上前に接種した承認済みワクチンの(2回)接種証明書を所持している方であっても、ミャンマー到着前48時間以内に発行された新型コロナ RDT(迅速抗原検査)陰性証明書(又はRT-PCR陰性証明書)の提示が必要となりました。(到着14日以上前に接種した承認済みワクチンの(2回)接種証明書を所持していない方(接種を完了していない又は未接種の方を含む)は、引き続き、ミャンマー到着前48時間以内に発行された新型コロナRT-PCR陰性証明書の提示が必要です)

2.ミャンマー到着後の措置
到着14日以上前に接種した承認済みワクチンの(2回)接種証明書を所持していない方(接種を完了していない又は未接種の方を含む)に求められていた3日間の隔離は不要となりました。


Ⅳ. International SOSの紹介

International SOS クリニックにてジャパニーズヘルプデスクを常駐しております。
インターナショナルSOSヤンゴンクリニックは、国際または国内の医師による救急と家族 ケアのために24時間年中無休で開いています。また、安全で専門的な医療アドバイスとリファーのためのテレコンサルテーションサービスも提供しています。クリニックのロケーションはインヤレイクホテルの中にあり、空港から車で15分の便利なところです。外国人受診者も多く、ご利用しております。
日本で加入された各海外旅行損害保険或いはプレステージインターナショナルヘルスケアカードをお持ち の方は、証券・ヘルスケアカードのご提示により当病院でのキャッシュレス医療をお受け頂く事が可能です。

 

※受診をご希望の医療機関がございましたら、弊社にご連絡ください。キャッシュレスメディカルサービス、通訳、予約手配などを提供させていただきます。

 

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